「もうあなたの中で答え出てるよね」が結構心に刺さる

私は(仕事柄？性格？)
誰かの悩みを聞くことが多いです。

ですが、
私も悩みを相談することがあります。


私の個人的な意見ですが、
悩みを相談したときに
言われたくない一言があります。


「もうあなたの中で答え出てるよね。」


これ、いかがですか？


悩みを打ち明けるということは
自分の弱さを認めて
人に話す勇気があるということ。
話す行為は重労働です。

一生懸命話したのに
そんなあっさりと…。


私は誰かに相談されたとき
どうして私を選んで
話してくれたのだろうと考えます。

自分を信じてくれていて
何か言葉をかけてほしいから
なのではないかと思っています。

相談されたことに対して
正確な答えを出すことは
不可能です。
そもそも答えがあるかどうかも
微妙です。


「もうあなたの中で答え出てるよね」
なんて誰にでも言えそうな言葉で
片付けたくない。

相手の中に
答えがあってもなくても
私はまず
一生懸命話してくれた勇気に
応えたい。


私も勇気をだして
自分が感じた言葉を返したい。


私の返した言葉に
納得するかしないかは
本人が決めること。
私は納得されたり
自分の意見を採用してもらうために
言葉を返しているわけではない。


コーチングは
自分の中だけにある気づきに
導いていくものなので
基本的にアドバイスはしません。

もし私の返す言葉が
アドバイスになってしまっているのなら
コーチングから
逸脱しているのかもしれません。


だとしても
ロボットに相談するのではなく
「久保田祐未」という人間に
話してくれたことを大切にしたい。

心が、感情があるんだ。

誰かに言われた一言によって
生まれる気づきもあると思います。